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<<   作成日時 : 2005/11/23 21:14   >>

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「地元では今が"旬"でして…」

やっとこさ、先週末より地元単館にて公開になったのが、
ふたりの五つの分かれ路(原題:5×2)』なのです。
メンズディの「水曜日」&「祝日」の今日に愛でずして、
いつ愛でる!っと、そんな勢いで劇場へ馳せ参じた次第。

実は、このブログを開設するにあたりタイトルを思案中に
目に付きインスパイアされたのが、今作の「原題」だったり
するのでしたぁハハ♪(←どうでもいいっすね!)

個人的には【フランソワ・オゾン】監督の劇場最新作と言う
事だけが興味の対象になっていたりして。
【オゾン】の作品に始めて触れたのが『まぼろし』なのです。
この作品「ミニシアター」好きな方たちには有名ですよね。
主演が「シャーロット・ランプリング」で、彼女は「愛の嵐」が
メッチャ有名でコケティッシュ&艶美な魅力で結構好きな
女優さんなのだ!っと、話が脱線しちゃいました…。
この「まぼろし」って"現代フレンチ映画の先端"って香りが
プンプンで、かなりお気に入りの一本。
女性に対する描写の仕方が実に"ナイーブ"で、今までの
フレンチにあった「自立する凛とした女性」的なものの影に
ある「仄かなニュアンス」が絶妙だったりするのです。
その後に発表された「8人の女たち」「スウィミング・プール
でも演出の違いはあれど同じ香りが漂っていましたね♪

そして今作なのですが…いやぁ〜参った!難解でした。。。

【離婚】【特別なディナー】【出産】【結婚】【出会い】の五つの
物語から構成され、時計を左回りにすることにより展開する
物語は、オゾンから届けられた新たなミステリー(謎解き)の
旅へと誘うのである…。

【離婚】
離婚調停中のマリオンとジルのふたりを抑揚なく、淡々と
描きだされる…。
ジルはマリオンに「最後の触れ合い」を求める…マリオンも
それに同意するが…拒絶…半ば強引な結末…。
マリオンの天井を見つめ瞳はジルに対する哀れさが…。
ジルは復縁を求める。が、マリオンは「ふたり」の終わりを
告げる扉を閉じた…。
【特別なディナー】
倦怠期を迎えた夫婦がジルの兄(ゲイ)とボーイ・フレンドを
迎えてのディナーと興じる。
酒の席での、今だから言える「不倫」の事実(マリオンの公認
ではあるのだが…)…彼女の信頼が倒壊…。
【出産】
妊娠したマリオンが定期健診で病院へ訪れるが、胎児には
知らないうちに危機が訪れていた…。
その事実を伝えられていながらも、未だ現実と向き合う事の
出来ないジルがとった行動は…。
【結婚】
二人を祝福し、華やかに行われた「式」には愛が溢れていた。
マリオンはジルと幸せを身体で感じたいのだが、ジルは泥酔…。
そこで訪れた一夜のアバンチュール…「愛してる、愛してる…」
…自責からジルへの愛を深く誓うマリオン…。
【出会い】
目的が異なるジルとマリオンはバカンス先で「見えない何か」に
導かれていく…。
ジルは(前)恋人と愛を確かめ合うのだが、序章のマリオンと
同じで、彼を哀れむ瞳で天井を見つめる…。
夕陽をバックに「ふたり」シルエットとして映し出される映像が
美しくも切なく悲しい…。

【オゾン】監督が同姓愛者(ゲイ)であるのは有名。
彼の描き出す目線はいつも「女性」なのだ…しかしながら「男」の
僕としては今作に於ける「愛の軌跡」をどう捉えたらいいのか?
正直「…」であったのだ。
ジルが「愛」=「SEX」として捉える、まさに肉欲的な人間であり
「大人になれない子供」である事はよくわかる。
が、しかしながら【結婚】での「アバンチュール」ってありなの?
んん〜わからない!!
でも、間違いなく「ふたり」は愛し合っていたのだ。

この【オゾン】の仕掛けた謎解きは一筋縄では解けない「謎」。
複雑すぎる「男女の愛」の情景なのである。。。
時間軸を遡らせる事により、観るものの思考をフルに回転させ
「何故?」を解き明かす『鍵』を手渡すのだ。

この手の作品で言うと「アレックス」や「メメント(ちょい違うかな)」
がありますよね。
どっちの作品も観るものの頭の中で物語を組み立て直す。のが、
作者の意図だったりしますが、今作は違うんだよなぁ…。

是非とも、これが「完全読本」と言うのを教えていただきたい!


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2005/11/24 08:36
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2005/11/24 16:10
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2005/11/24 18:46
ふたりの5つの分かれ路
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2005/11/24 22:38
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2005/11/27 19:35
ふたりの5つの分かれ路
5×2 Cinq Fois Deux ★★★ (3.0) 公式ページ ふたりの5つの分かれ路@映画生活 ...続きを見る
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+++ふたりの5つの分かれ路+++
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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
TBありがとうございます。
この映画、期待すると失敗しますね。
でも、オゾン監督が同姓愛者とはしりませんでした。
映画を観る前にあまり情報を持たずに観に行くんですが、
そう言われるとそんな気もしますね。
あ〜る
2005/11/23 23:38
TB有難うございました♪
オゾン監督だからという期待と、予告編で流れた懐かしいメロディーに惹かれて観に行ったんですが、主人公達にまったく共感出来ずに終わってしまった作品です。次回にまた期待。
マダムS
2005/11/24 08:39
TBありがとうございました。
完全読本とはほど遠いので、私がTBかけるのもどうかとは思いましたが(笑)・・・一応かけさせていただきました。ホント難しい映画でしたよね〜。
SHOKO
2005/11/24 16:15
あ〜るさん>
TB&コメントありがとうございます。
そうなんです…オゾンはナイス・ゲイなんです(笑)
だからこそ醸し出す描写は流石なのですね。
では、また遊びに来て下さいね!

マダムSさん>
TB&コメントありがとうございます。
私的には主人公達に共感できる部分も多少あり?
だったので、楽しめましたです。
でも、難解で…。
次回作に期待しませう♪

SHOKOさん>
完全読本じゃなくても、TB&コメントに感謝です!
そんなもんは初めからないのですから。
自分の理解力が未熟で…トホホなのです。
では、また遊びに来て下さいね♪

purple in sato
2005/11/27 00:53
こんにちはぁ♪
おおおっ、、satoさんも「まぼろし」がお好きなのですねー!!ワタシもこの映画はお気に入りの1本でして、観た後はしばらくがつーーんとしてました。
でで、こちらの映画ですれど、、ワタクシ的にはまあまあ好きな作品です。男女の微妙な気持ちのすれ違いや、少しずつ広がって行く亀裂を感じましたです。
Puff
2005/11/27 19:41
Puffさん、いつもありがとでぇ〜す♪
「まぼろし」はかなり入りました…好きっす!
オゾンの作品は(って、今回で4本目だけど…)
どれも余韻が深くて、しばらく席を立ちたく
なくなるのです。
次回作もしっかりと愛でますよぅ☆
purple in sato
2005/11/27 22:10
TBありがとうござました。TBのお返しをしようと数回チャレンジしたのですが、最近gooとwebryとの相性が悪いのかこちらでブログを開設されている方にTBが出来ない状態が続いております。という事で今回はコメントにてしつれいさせていただきます。また遊びに来てくださいね♪
☆http://blog.goo.ne.jp/ayaaya0420/☆
あーちゃん
2005/12/05 11:21
あーちゃんさん、こんばんはぁ。
そうなんですかぁ…でも、それって微妙にありますよね!
でも、コメントいただいてスゴク嬉しいです!!
ありがとうございまぁ〜す♪
こちらからも、また遊びの伺いますのでヨロシクでぇ〜す。
purple in sato
2005/12/05 22:44

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