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zoom RSS FUN×3 1/2 … 『亀も空を飛ぶ』

<<   作成日時 : 2006/01/28 02:29   >>

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画像Saturday in refresh
「275日後には青い空が見えるのか?」

1/28(土)
■cinema de refresh(?)

昨晩は、仕事帰りに道草をくって行くことにしたのです。
って、前日のBlogでも公言したとおりに愛でましたよぅ☆

           「プライドと偏見」

で、そのまま感想を書こうかなぁ…とも、思ったのですが、、、
今月半ばに鑑賞していた作品の中から、全くの個人的な
視点からみた強インパクトな作品をご紹する事にしました。

その作品は…

1/15鑑賞
『亀も空を飛ぶ(原題:Lakposhtha ham parvaz mikonand)』
(※ 英題:Turtles can fly )
2004年公開
製作・脚本・監督 : バフマン・ゴバディ
イラン・イラク合作映画

内容はと言うと…
イラク北部はクルディスタン地方にある小さな村での出来事。
こと争い事(戦争)が絶えないこの地域で、まだ年端も行かぬ
子供達が大人たち顔負けに仕事を欲し、日々の生活の糧を
得ている…そんな村には、他の地域からの難民たちも集まり
貧困に喘いでいるが隠しようのない事実。
人々は、明日起こるかもしれない争いに怯え、電気さえ儘なら
ないなかで「誰よりも先に」と情報(メディア)を競い合い求める。
そこで、子供達のリーダーとして舵を取るのが「サテライト」と
呼び慕われる少年。
そんな彼が、ある日の事、難民として村に来た少女(いつも幼い
弟?と一緒にいる)と出会い、仄かな想いを寄せ始める…

この映画、前半は明るく逞しく生きる子供達を活き活きと描いて
いるのが、逆に虚しくも悲しい想えるのです。
明日への希望と背中合わせの恐怖、その事実が明日の争い
へと繋がっていく付箋であることに気付かされる…。
そして、後半にかけて重く圧し掛かって来る戦争の悲劇…
それは、人の生死だけではなく、心の痛みも伴っていること。
そんなことって…本当にあるの?許されるの?止められないの?

戦争っていうのは「百害あって一利なし」ってのは当然。
でも、それで肥える者もいる…しかし、そんな肥える者の影で
悲痛の叫びさえ発することが出来ずに苦しむ者もいる…。
この映画では、その被害者が「子供たち」なのだ。

主人公の【サテライト】と呼ばれる少年。
彼の存在は、その言葉の意味のままで、今の村への世の中の
現実(?)を「サテライト」すること。
そんな彼が乗る自転車(唯一)は様々な装飾が施され、日本で
いうデコチャリ風だったり。
彼の言動そのものが、アメリカへの多大なる希望を胸に憧れと
して人々に伝え、そんな夢のような物語に幼い子供たちは、彼を
リーダーとして崇める。

しかし、そこに「アメリカ」の創り上げた虚構があることに気付く
時がやってくる…

現在、同じような(?)テーマを題材とした「イノセント・ボイス」が
公開中だったり。
こちらは未見なので、なんとも比較のしようがないのだけれど
子供たちが、戦争によって追い詰められる姿…とても痛い。
本作に於いては、戦争跡地から地雷を回収たり、戦車の空砲や
不発弾の荷降ろしをしてお金に変え、時に何の迷いもなく、玩具
でも扱うかのように銃を手にする子供たち。

終わる事のない悲劇…何も出来ない自分が口惜しく虚しい。

こんな悲劇は、一日も早くなくなってほしいものです…だって、
明日を支えて生きていくのは「子供たち」なのだから…。



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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは♪
あ、この記事はTBをお返しすることができました。(gooと相性悪いときと良い時がありますね)
ものすごく考えさせられたし、ショッキングな映画でした。
限りなくドキュメンタリーに近いんでしょうね。
子供達が子供らしく生きられる社会が来ることを祈りつつ・・・。
ミチ
2006/01/28 17:10
こんにちは、はじめまして
TBありがとうございました。
私の昨年の洋画Best1でした。
観終わって1〜2日立ち直れないくらい、衝撃的でしたね。今でもアグリンの顔が浮かぶようです。
mimia
2006/01/28 22:40
■ミチさん、こんばんはぁ♪
おぉ〜TBが…うれしいっす!!
たまに調子がいいときもあるみたいですね。
でも、その斑って何なんでしょう…ふむ。

確かに、ドキュメンタリーに近いと思います。
だからこそ、よりリアルな子供たちが痛いのです…。
祈る事しか出来ませんが…何もしないよりはマシですよね!
では、また遊びに来て下さいねぇ。


■mimiaさん、こちらこそです!
昨年のNo.1だったんですね…分かる気もします。うんうん。
あまりに衝撃的で胸の奥がジンジンしました。
では、またお越し下さいねぇ♪
purple in sato
2006/01/29 01:34
こんにちは。レスが遅くなりました。すみません。
このような映画で、多少の脚色はあるにせよ、世界の現実を知ることは、とても意味のあることだと思いました。出演していた子どもたちは、それぞれ活躍の場が広がったという噂ですね。せめてもの救い…かもしれません。
あかん隊
2006/01/30 14:25
あかん隊さん、こんばんは。
いえいえお気に為さらずにぃ〜ですよ。
>出演していた子どもたちは、それぞれ活躍の場が広がったという
そうなんですか…いやぁ〜よかった!!
それだけでも、あの子供たちにとって僅かながらの救いですね。ホント!
では、また遊びに来て下さいねぇ♪
purple in sato
2006/01/31 01:26
大変遅くなってごめんなさい。
TB、ありがとうございました。

キネ旬でも2005年外国映画の3位に
ランキングされましたね。
いろいろな言葉より感じることかなと
そんな作品でした。

また、TBしてくださいw
よろしくお願いいたします。
りーの風 http://zeroleast.exblog.jp/
りー
2006/02/04 10:57
りーさん、TB&コメントありがとうございます。
キネ旬で外国映画の第3位だったんですかぁ?
それは知りませんでした…汗汗汗
言葉にするのは容易いことで、それよりも感じることのほうが数段難しいですよね。
だから、感じることの素晴らしさには勝るものはないのです!!ハイ

こちらこそ、またヨロシクなのですぅ♪

purple in sato
2006/02/05 21:28

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