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zoom RSS FUN … 『タブロイド』

<<   作成日時 : 2006/03/17 00:06   >>

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enjoy weekend

「創り出す映像に真実は映らない…」

3/15(水)鑑賞
■南米はラテン・アメリカのエクアドルを舞台に現代マスメディアによる
不条理を描き出した作品が…
  
   『タブロイド(原題:Cronicas 2004/メキシコ・エクアドル)』

画像ここ最近の、マスコミが取り上げる話題の中心は、エクアドルで起こって
いる子供ばかりを狙った猟奇殺人事件。その犯行は、極めて残虐。
「拷問」「レイプ」の末に「殺害」後に「死体遺棄」。
その特徴としては、同じ場所に同じ数の屍骸を埋める…

大人たちは、そんな殺人鬼のことを【モンスター】と呼び、恐れ戦く、、、


人気報道番組のリポーターのマノロ(ジョン・レグイザモ)は、連続殺人
事件の取材にエクアドルにやってきていた。
モンスター】の被害者になってしまった少年の葬式直後のこと、聖書
販売員のビニシオ(ダミアン・アルカザール)は、被害者の双子の弟を
誤って車で撥ねてしまった(?)ことで、苛立ちを抑えきれない住民たち
から暴行を受ける。
その場に居合わせたマロノ達スタッフは、そこで起こった悲痛な現実を
目の当たりし、冷静にその現場をカメラに捉え報道した。
逮捕され拘置所に移されたビニシオへ追跡取材を試みたマノロに対し、
ビニシオは「番組の力で無実を証明してくれれば【モンスター】の情報を
教える」ともちかける…


南米でのマスメディア(特にTVは物凄いらしい…)の効力と言うのは、
我々の想像を絶するほどに絶大!!
その事実は、「BUS174」を観るまで、正直知る余地のなかった事。

ここでもやはり住民の関心事は常に報道(活字ではなくTV)にある。

そして、マロノの存在そのものが必然的に話題の中心人物として人々
から持て囃されるのは言う間でもない。
「ジャーナリズム」と言う傘の下、恰も『真実』を伝えているようでいて、
その実「地位」や「名声」を得るために『真実』を売り物として扱う。

マロノにとっての「ジャーナリズム」とは決して正義ではなく、目の前の
真実』を、どうすれば面白く伝えられるのか?

実は、そんな欲求と言うのも元から彼が求めていたものではなかった
のだと思う…では、何故そうなったのか?

それは観る側が、より楽しく、より可笑しく、より過激に…と際限なく、
次、次とより過度なものを要求してくる事が作り手の思考を狂わせて
しまうのかもしれない…。

それは作品の中で、結果的として得られた偽りの上に成立つ「賞賛」
にも胡坐をかき、『真実』と装って何気に過ごしてしまう。
その裏側で暗躍する『真実』は消える事のない闇へと姿を隠す…

ここ日本でも同じようなケースはいくつも事例としてある。
古くは某民放の人気番組「川○隊長シリーズ」が有名であったように
様々な形で、「人気(視聴率=名誉)」を視聴者から得るためにデッチ
あげられている。

奇しくも本作では「N○K」が大々的にネームを出していたが…
【同じ穴の狢】であることに苦笑するしかなかったなぁ。うむ

そうそう、映画に関しても同じことが言えたりする…
アカデミー賞のノミネートで話題になった作品に『ミュ○ヘ○』がある。
「黒い九月」によるミュンヘン・テロを題材にした辛口映画でした。

一般的には「事実に基づいて…」と謳っているようだが…
先日、ある面白い記事を読んだことでイメージが一変してしまった。
ここでは、敢えて詳しくは語らないでおくとしよう。
興味のある方は雑誌「ダ・ヴィンチ」を本屋さんでチェックしてみては?

個人的には、かなり興味深い内容に「…」だったりしましたね!


本作は、プロデューサーを【アルフォンソ・キュアロン】が務め。
音楽は【アントニオ・ピント】が担当した事!
「キュアロン」は、ここ最近パッとしない感もあるが…これは◎
「ピント」の音楽は良かったねぇ〜♪
ラテン系って、血が騒ぐ感じがしてゾクゾクしちゃうんです。
監督・脚本の【セバスチャン・コルデロ】も次回作が楽しみですな。
(映像が全編ハンディを使用していた(たぶん)のは非常に斬新で
いい雰囲気を出してましたぁ!)
また、マロノの同僚でありプロデューサーでもあるマリサ役には、
P・アルモドバル監督作「トーク・トゥ・ハー」で、昏睡状態になった
女性を演じた【レオノール・ワトリング】が華を添えておりました。



っと、本題の「週末情報」をチラリと…

明日からの週末(18〜19の両日)は、TYOへと遊びに行くため。
Blogはお休みとさせていただきます。悪しからず…m(__)m

どうでもいいことですが、スケジュールをば公開!

■18日(土曜)
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」を鑑賞ぅ〜☆と思っていたのです
が、、、急遽予定を変更し、1本に絞る事としましたぁ。
画像それは誰がなんと言おうと…『ラスト・デイズ』。
同劇場にて上映しておる「変態村」を振り切って…の鑑賞。
Rock界のカリスマ「カート・コバーン(奥さんは、な・な・なんと!?
あの優良問題びとのコートニー・ラブっす。不思議だぁ…)」最後の
2日間を愛でます♪
               (画像は映画とは関係ございません→)

※シネマライズ(渋谷)にて初回(11:00)を狙います!


その後、若干のブランクを経て、吉祥寺にて「英珠」を愛でる♪

※先日の仙台に続き、追っかけてますぅ(汗)


■19日(日曜)
明けての翌日は『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』 を鑑賞。
これは絶対に外せない作品っすよ!
トミー・リーは勿論のこと、脚本家の【ギジェルモ・アリアガ】に大注目。
「アモーレ〜」「21g」を手掛けた彼の最新作は必見!?

※恵比寿カーデンシネマにて、これまた初回(11:00)を狙います!!


その後、様々な想いに後ろ髪を引かれつつ…帰路に着きますぅ。






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blolog〔ブロログ〕
2006/03/17 00:29
タブロイド
「タブロイド」CRONICAS / 製作:2004年、メキシコ=エクアドル  9 ...続きを見る
映画通の部屋
2006/03/17 23:27
ジャーナリストは英雄か?
18「タブロイド」(メキシコ・エクアドル)  エクアドル。12人の子供を殺害した連続殺人犯モンスター≠追うTVレポーター・マロイ。被害者の葬儀の取材中少年がトラックに轢かれる事故が起こる。その少年は被害者の双子の兄弟だった。怒り狂った父親は運転手をリンチにかけ、半殺しの目に遭わせる。二人とも刑務所へ入るが、身の危険を感じる運転者ビニシオはマロイに助けを求める。自分を助けてくれたらモンスター≠フ情報を提供すると。平凡で敬虔な家族思いのビニシオが犯人かもしれないと思うマロイたちTVクル... ...続きを見る
CINECHANの映画感想
2006/03/19 00:45
タブロイド
南米、赤道直下に位置する国エクアドルを舞台に、 実在した連続殺人事件にインスパイアされた、 社会派サスペンスドラマ!! ...続きを見る
映画とはずがたり
2006/03/22 21:30
タブロイド
エクアドルのお話。かの国へは3年前、ひと助けに行きました。 それだけでも関心のある作品。 ...続きを見る
別冊 社内報
2006/03/27 16:02

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんわ。もう既に東京へ向けてブログを閉めてしまったかもしれませんが。「ラスト・デイズ」は明日からだったのですね!明日シネマ・ライズは、ブロガーで溢れていそう...。
睦月さんのブログ「カリスマ映画論」で『変態村フェスタ』が大盛況していました。satoさんの姿も2度ほど確認できましたゾ。アタクシも明日は「変態村」へGOなのです。ブロガーの皆さんとすれ違いそうでドキドキしておます。
隣の評論家
2006/03/17 23:30
ども〜!隣の評論家さん。
本日は仕事で帰りが遅くて…明日の支度をしておりました、、、おぉ〜、評論家さんも「変態村」なんですね。なんか一人外れた感はありますが、「ラスト・デイズ」は外せまへん!!睦月さんのサイトで見られてましたかぁハハ。どこにでもいる凡人だったでしょ!?その辺をヒントにすると明日はすれ違ってもわかるかも…?ヘヘ。こいつだ!っと思ったら「satoさんだべ?」と声を掛けて下さい。間髪居れず「んだっちゃ!」と答えるでせう。ガハハ
purple in sato
2006/03/18 00:59
satoさん、毎度! 今頃は東京の夜空の元、余韻に浸ってるのかな? 残念ながら、私はこの土曜は仕事、日曜は銀座です。「メルキアデス〜」は早く観たいんですがね。
「タブロイド」は衝撃的な内容でしたね。それにしても世界は陰謀、虚偽で一杯ですね。
それでは、また。

帰ってきたときのために。「東京楽しめました?」
CINECHAN
2006/03/19 00:53
■CINECHANさん。
いつもいつもありがとうございます♪
たんまりと浸って浸って浸りすぎましたよぉ〜。
年度末でお忙しいみたいですね…大変だぁ。
「メルキアデス〜」観てきましたよ。ヨカッタです!近日中にアップしますです。ハイ
「タブロイド」は…深いものがありました…ふぅ

「東京」楽しんできましたよ!!でも、時間が足りまへん…とほほ
っと、実は来月もいくんです…テヘヘ
次回は、是非ご一緒したいものです。
purple in sato
2006/03/19 22:29
こんばんは!
ご親切にTB返し&コメント、ありがとうございました!!

荒削りな感じがかえって良い演出効果になっていましたね。

ではまた、遊びに寄らせていただきます!
伽羅
2006/03/26 22:10
■伽羅さん、こんばんはぁ。
こちこそご丁寧にありがとうございます!
この映画は、荒削りな作りが逆に相乗効果としてプラスに働いているような…?
なんて勝手に述べてしまった…ハハ

どうぞお気楽にお寄りになって下さいまし。
お待ちしておりますよぅ♪
purple in sato
2006/03/26 22:59
TB返し恐縮です〜<(_ _)>
メルキアデスも良かったですねぇ〜
昨夜はベンダースの「アメリカ」を観ましたが
これまた期待通り♪
別冊編集人
2006/04/04 10:27
■別冊編集人さん。
TB&コメントありがとうございました。
メルキアデスいいですよね!好きな作品の
一つですよ。
ヴェンダースも大好き!「アメリカ〜」は
未見ですが…勿論!鑑賞予定です。
メチャ楽しみだなぁ〜♪
purple in sato
2006/04/04 22:40

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