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zoom RSS FUN … 『家の鍵』

<<   作成日時 : 2006/05/20 23:55   >>

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cinema de refresh(?)

「歩み寄る心と心。そして未来…」

5/20(土)
■4月29日〜5月4日までの期間に開催された「イタリア映画祭」。
この事実は知ってはいるものの地方に住む者としては、「じゃぁ〜、
ちょっくら観に行ってみっぺかぁい?」なんて軽いノリでは叶わない
のが悲しいかな現実だったり…

そして、本映画祭にて"05年・06年"と2年連続での出品となった
作品があるのですな。うむ

それって、実は凄いことなのかも知れない。その作品とは…


画像     『家の鍵(LE CHIAVI DI CASA/04/伊)』


15年という歳月の間、父親であることから逃げた【ジャンニ(キム
・ロッシ・スチュアート)】とハンディ・キャップを持つ息子【パオロ(
アンドレア・ロッシ)】が親子として初めて正面から向き合い、そこ
から始まり出会うものとは…


本作が始まって間もなく画面に記されるのが…

        
           「二人のアンドレアに捧ぐ」


はてさて、「二人のアンドレア」とは一体?
一人は、勿論!主役の一人【アンドレア・ロッシ】である。
そして、もう一人の「アンドレア」とは?

劇中、重度の障害を持つ娘の母親である【ニコール(シャーロット・
ランプリング)】が読んでいた一冊の本、『明日、生まれ変わる』。
本作の原案になったものだそうだ。
原作者の【ジュセッペ・ポンティッジャ】の息子で、この本の主人公
なのが彼の息子でもある【アンドレア・ポンティッジャ】なのだ。

そう!その彼が、もう一人の「アンドレア」である。


この二人の「アンドレア」の共通点は…《ハンディ・キャップ》なのだ。


そして、産み出されたのが本作であり、【ジャンニ・アメリオ】監督の
卓越した手腕により輝きを発したのでなのであろう。うんうん


「ハンディ・キャップ」を抱えた子供とその親の姿。
それは、非常にナイーブで繊細なガラスに触れるような感覚なのか?

15年という月日。それはとても長く、親と子の埋めることの出来ない
感情をどう流れるのか?


ここで描かれる【ジャンニ】の父親としての姿はとても献身的でありな
がらも、どう接していいのか戸惑い交錯する感情が切ない…
その想いの底を敏感に感じ取り、共に困惑しながらも徐々に心を開く
【パオロ】の演技は正に等身大(?)で胸に刺さる、、、


《ハンディ・キャップ》と向き合い共に生きていく辛さ、悲しさ。


身近な親戚が同じような環境に置かれていたり、通勤の最中にも"弱"
ではあるが《ハンディ・キャップ》を抱えた人をよく見かける。

その現実と常に向き合う家族の抱える問題は?
本作を鑑賞して、自問自答しかねる《ハンディ・キャップ》への偏見は?
明日は「我が身」との隣り合わせに成り得る可能性への不安?

非常に、難しい問題提起である、、、

が、ここで描かれる【パオロ】の「常人」として生きようとする姿。
この「生命力」に無碍な答えを出す事も出来ない…けど…うむむむむ


決して単純明快な「ハッピー・エンド」とは言えないラスト。
でも、そこには明るい未来を感じる。とてもあたたかい温もりがある。

胸の奥に残る複雑ながらも深い感動を与えてくれる作品である。


ハリウッドの大作では味わうことのできない余韻。
「イタリア映画」に造詣がある訳ではない(イタリア映画=フェリーニ。
ってな位に単純なもので…タハハ)のだ…ハハ
が、この手の映画は沢山の宿題があって好きなんですよぅ!

観終わってからの余韻と悶々感がいいんだよなぁ〜。ハァイィィィ






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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです。
『家の鍵』観ました。
優しい登場人物達でしたね。
最後が本当に優しくて。

りーの風 http://zeroleast.exblog.jp/
ブログで感想をあまり書いていないので
TBさせていただきたいのですができなくて残念です〜w
りー
2006/05/21 00:47
りーさん、こちらこそでしたぁ。
「家の鍵」。とっても余韻の心地好い作品でしたよねぇ。この作品に登場するような優しい人々で溢れていれば、きっと幸せな世の中なんでしょうね…ふぅ
おっと、自分にも大きな課題だったりしますです!
また、来て下さいねぇ。お待ちしておりまぁ〜す♪
purple in sato
2006/05/22 00:13

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