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zoom RSS FUN … 『ぼくを葬(おく)る』

<<   作成日時 : 2006/06/23 00:51   >>

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enjoy weekday

「水平線に沈む夕陽の如く、
              ぼくは静かに眠る…」

6/21(水)鑑賞
■いやはや、先週末は東京漫遊(?)だったもので、地元の
劇場に早く復帰せねばねばぁ〜っと、毎度毎度の水曜日に
(?)行ってまいりましたぁハハ

早くしないと週末で終わっちゃう〜だったのが…
画像

   『ぼくを葬(おく)る(le temps qui reste)/05/仏』


-------------------------------------------------

フォトグラファーの【ロマンメルヴィル・プポー)】は31歳。
ある日の事、ファッション雑誌の撮影中に突然倒れてしまう、、、

医者と向き合う彼に叩きつけられた衝撃の事実。
それは、余命幾許かの「癌」であるとの診断結果であった…

その日から、彼の過ごす時間は流れを変え始める。

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フランソワ・オゾン】監督の最新作であり「死の三部作」にあたる
2作目になったのが本作である。
(※1作目は「まぼろし」っす。これ、かなりお気に入り〜!)

前作の「ふたりの五つの分かれ道」に続くも好きなんだけど、、、
ちょいと解釈が難しかったかなぁ…

よって、本作もちょいと不安が脳裏を過ぎったりしてぇヘヘ



自分が、ある日突然「自身の死」と向き合ったとしたならば、貴方
なら、余命をどう過ごすのか?

本作は「それ」だけだったのだろうか?
う〜ん、これまた難しい問題なのでありまする…ふむ


【ロマン】が選んだ過程とは…


@「家族との断絶」→A「恋人との離別」→B「祖母との調和」→
C「他人との協調」→ending...


と、単純明快にしてしまうと「ふ〜ん」なのだけれど…ねぇ〜。


ここで、非常に気になってしまうのが”少年のロマン”である。
これは、どのように解釈をするべきなのか?

回想を含め断片的に挿入される、意味深なシーンであります、、、


【ロマン】が最後に決断する他人との関わり。
それは、自身の行く末を示唆しただけなのだろうか?


ラストにみる海辺でのシーン。
全てを捨て去り「無垢」の状態で無邪気に戯れる【ロマン】。
ここで、何もかも受け入れ、ただただ「無」となった…?


そして、ここでも”少年のロマン”が現れる…


「海」とは、時として『女性』の象徴として例えられることがある。
もしも、そうだとするならば…
【ロマン】は「無垢」だったあの頃の自分の姿のままに『女性』に
抱かれたのではないのだろう???


静かに沈み行く夕陽の中、ひとり浜辺で眠りにつく【ロマン】、、、
彼の「呼吸」は粗ぶれることもなく緩やかに音を立てる、、、
そして、いつしか”それ”は「さざなみ」へと静かに移り逝き、、、
闇と化した母なる『』へと誘われる、、、、、


最後の最後まで意味深でありながら、どこまでも美しい作品で
ありましたなぁ〜♪

どうも自身の答えを見出すのに「難」はあります…が、やっぱり
【オゾン】が好きである!!








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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
どもです〜。
おお!これまた深い記事ですなぁ。
>【ロマン】は「無垢」だったあの頃の自分の姿のままに『女性』に
抱かれたのではないのだろう???
私は、ロマン少年の画が映し出される点について、全く解釈を持てなかったのですが... それでも、【死】というテーマを扱っていながら【生】への光みたいなものを見出した気分になり。何だか清々しい気持ちで劇場を後にしました。とにかく、美しい作品でしたね。
隣の評論家
2006/06/24 10:19
こんにちは! コメントありがとうございます。
まあ私としては苦手ジャンルに入るので、そんなに理解したとは言い難いのですが、それでもなかなか味わいのある作品でした。
ロマンの取った行動はどうでしょう? 私なら多くの人たちに自分という存在がいたことを知ってもらって逝きたいので、最後に多くの人に会うでしょう。
CINECHAN
2006/06/24 10:40
ドモドモー♪
TB、コメントをありがとうございました。

satoさーん!!satoさんも「まぼろし」のファンなのですねー!!お仲間が居て嬉しいデス。
ワタクシもですね、、あの映画を観た後は鳥肌が立って、しばらくぼーぜんとなりましたですよ(・・・ホントに!)
“生”を描く映画ももちろん好きですが、“死”に向かう映画も心惹かれるのでアリマス。
この映画もそうですが、最期は海に辿り着くものが多いですね(・・・例えば、「海を飛ぶ夢」や「ソンフレール」などなど)人間は、海から来て海に帰るものかも知れませんね・・・・・
Puff
2006/06/24 19:13
■隣の評論家さん、いつもありがとです!
本作はとってもいい作品でしたぁ!!
が、私的な想いがスッキリしない…何かが
隠れていそうだけど…う〜ん、わからん。。。
訳のわからん内容でごめんなさいm(__)m
でも、オゾンは好きっす♪

■CINECHANさん、いつもサンキューです!
>私としては苦手ジャンルに入るので
この手のジャンルは好きなのですが、いつも
理解しきれまへん…テヘ
ロマンのとった行動は…たぶん!?自分とは
違うんじゃないのかなぁ?
でも、人知れず、、、象のようになるかもぉ??
それと遣り残した事を遣り尽くす!!
なんか俗過ぎですね…スンマセンm(__)m

■Puffさん、こちらこそアリガトです!
っと、「まぼろし」いいですよねぇ〜♪
今のところオゾンで一番かもしれまへん!?
>“死”に向かう映画も心惹かれる
なんか分かりますよん!!ホラーなんかに
みる安直な死とは全く違う“死”のかたち。
深いっす、、、ふむふむ
「土に返る」って言葉以上に「海に帰る」って
言葉が心に響きますです。うんうん




purple in sato
2006/06/25 01:12

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