FUN×4

画像「直視したものと傍観するもの」

12月4日(日)
上京2日目…前日のジャズ・コンサートにどっぷりと浸かった
身体をづ~るづると引きずって向かうは有楽町。

この街は a long long time ago に通い詰めた場所。。。

渋谷や新宿って、人が多すぎてどうも苦手なのです。
でも、刺激がいっぱいなので情報収集やマン・ウォッチングする
には最高ぅ~なのも確かなんですよねぇ~。

でも、今日は「有楽町でぇ~逢いましょう♪」ってな、歌じゃない
んだけど銀座・有楽町なのです!

目的は、勿の論蔵!で…
ランド・オブ・プレンティ(原題:Land of Plenty)』
これを観ないで何を観るぅ~なのですなぁハハ☆

ヴィム・ヴェンダース監督の最新作で、もう夏から待ちに待って
待ちきれなくて上京してまで鑑賞するべき映画だったのです。

この監督は、My Favorite Director の一人。
他には、永遠の巨匠「キューブリック」「フェリーニ」「ゴダール」
「トリュフォー」etc...って、大半が永眠やんかぁ~!!
でもでも、まだまだイイ監督さんは沢山いるから安心安心。

おっと、脱線してしまった…。
そんなこんなで、「ランド・オブ・プレンティ」を愛でました♪

現代の米に於ける痛みを抱えた男・ポール(ジョン・ディール)と
彼の姪・ラナ(ミシェル・ウィリアムズ)を軸として描かれた今作。
実に現代米への痛切なるメッセージなのだと思う。。。

【ベト・コン】→【911】との経緯から「病める米」と言う重い荷物を
一人背負ってしまったポール…。
それは、イスラム教徒へ対する弾圧へと姿を変え異様なまでに
過敏な反応をしてしまう…。
しかし、それは「米」を愛しているから…なのか…自分への慰め
…なのか…心の傷を癒す答えを隠すが如く。

そんな彼の前にふらっと表れたラナ。
彼女はある一つの思いを秘めて…「米」へ10年ぶりの帰郷。
彼女の行動は全てに於いて、現在の「米」には有り得ない言動
ではあるのだが、そんな彼女に救われる者もある。。。
それは「米」への憧れ…なのか…自己の満足…なのか…拭えぬ
想いへの答えを模索するが如く。

逢い交えることのなかった二人の想いが、ラストで交差し一つの
同線となったとき…始めて、この映画は始まる…。

ヴェンダース監督はご存知の通りドイツ人。
そんな彼が、【911】以降にみる「米」の姿をカメラのレンズを通し
客観でありながらも的確である「視点」で描く。

ポールは「米」を直視し、自分の存在価値を表す為に「米」を愛し、
ラナは「米」を傍観し、自分の理想価値を信じる為に「米」を擬す。


"May the lights in the land of plenty shine on the truth some day"


「自由の国=アメリカ」が全ての想いに叶う…
そんな日がいつの日か来ることを願う…

※サントラがとってもイイ感じ(って、メッチャいいんす♪)。
一人でも多くの人に見て・聴いて・感じて欲しい…この想いを…
              
                 ↑

音楽オタクのヴェンダース監督が選曲には本作のテーマが一杯
詰まっています!よっくとご堪能あれぇ~♪




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この記事へのコメント

Mの「残日録」(cは藤沢周平)
2005年12月10日 01:53
わが意を得たりの記事でした。しかしふたりの視点はひとつに重なり合うのでは?主題歌の truth はもっと具体的なのでは?私のブログにアクセスしていただければ幸いです。http://kmotoji.way-nifty.com/m/
purple in sato
2005年12月10日 02:23
藤沢周平さん。
コメントありがとうございます!
「重なり合う」=「同線」と表現してしまいました。
「truth」は、本作中に於いてはより具体的です!
如何せん主題歌は「別もの」でイメージとして監督が
採用したものですので…。
しかし、ラストのメッセージは胸が痛かったです…。

では、またお越し下さい!
かえる
2005年12月10日 10:36
遥々?上京してご覧になったのですねー。
私もサントラを買ってしまいました。
ヴェンダースの映像と音楽は大好きです♪
purple in sato
2005年12月10日 14:28
かえるさん。
TB&コメントありがとうございます♪
そうそう確かに遥々でしたぁ…
仙台→東京で約1時間40分ですから(汗)。
でも、公開時に間に合ってヨカッタっす!
ヴェンダース監督の映像&音楽を全身全霊で
受け止め感激でしたよぅ~☆
サントラも日々のメリハリに愛でております♪

では、また遊びに来て下さいねぇ。
Ken
2005年12月10日 21:28
こんにちは!TBありがとうございます。
『セルロイドの英雄』管理人のKenです。
こちらからもお返ししようと思ったのですが、どうもうまくゆきません。最近のgoo、こういうこと多いんですよ。何とかならないのかな??
ヴェンダース監督、本当に音楽の使い方うまいですよね。この作品なんか、「レナード・コーエンの曲を使いたくて撮ったんじゃないの?」という位嵌っていました。この映画を観て以来、レナード・コーエンのレコード、ヘビー・ローテーションで聴きまくってます。
purple in sato
2005年12月11日 20:45
kenさん。
コメントありがとうございます。
そうですか…gooも大変みたいですねぇ。
こちらのbiglobeも時折「…」になりますよ!
ホント!困ったものです…。

「レナード・コーエン」いいっすよね♪
僕もヘビロテで愛でておりますです!!
こんな素敵な音楽にも出会えるなんて
「ヴェンダース」にブラボ~ですなぁ。

では、遊びに来て下さいねぇ~♪

あ~る
2005年12月13日 23:37
コメントありがとうございます。
ヴェンダースのアメリカへの愛を感じる作品でした。
暫く時間をおいて、また観直したいですね。
では、また。
purple in sato
2005年12月14日 00:22
>あ~るさんへ。
こちらこそご丁寧にありがとうです!
ヴェンダースの映画って不思議と後から
じわじわ~っときますよ。
では、また遊びに来てくださいね☆
現象
2005年12月14日 01:18
ヴェンダースの作品はいつも音楽が素晴らしいですね。巨匠としても、ガンガン映画を撮り続けてほしいです。幸いゴダールもヴェンダースもまだまだ精力的ですし。コメント&TBありがとうございました。
purple in sato
2005年12月14日 01:42
>現象さんへ
TB&コメントご丁寧にありがとうです。

いやはや、ホントですね!
今作はサントラまで買っちゃいましたよ♪

ヴェンダース、ゴダールの両者ともこれからも
いい作品を沢山撮ってほしいものですね☆

では、また遊びに来て下さいね。
ツボヤキ
2005年12月14日 02:25
レナード・コーエンでもお世話になってしまおう!なんて、久し振りにノコノコとやって参りました。
映画…見れませんでした…時間間違えて、情けないったらありゃしないデス。で、ああああ終わったデス。
今月はもう~怒涛のような日々。嗚呼、映画がなかなか見れません。DVDもビデオもな~んも見れません。師走…あたくしのよーな下っ端も走るってなもんです。あ、赤穂浪士の討ち入りや!失礼しました。。。ペコリ
purple in sato
2005年12月25日 14:44
>ツボヤキさん。
お返事遅くなってホントにすみませんm(__)m
かなりお忙しかったのですね…少しは落ち着き
ましたかぁ?
年末年始はゆっくり出来るんですか?
溜まりに溜まったストレスをドバーッと発散
して下さいねぇ。
では、またのお越しをお待ちしております♪
ミチ
2006年02月17日 00:14
こんにちは♪
こちらからTBできなくてごめんなさい。
やっと今頃公開されています。
問題提起をするにもいろんな表現があるんだなぁと感心しました。
ラストの歌がすべてを表していましたね~。
purple in sato
2006年02月18日 00:49
ミチさん、こんばんは。
毎度のコメントありがとうございます!
正直、こちらでもやっとの公開なのですよ。
こちらのレビューは、上京した際に鑑賞した
ものだったりして…
レナード・コーエンの歌は最高でしたぁハハ♪
では、またお越し下さいねぇ~。
David Gilmour
2006年08月31日 00:05
こんばんは、おひさです。返信トラバありがとうございました。

この映画は、これまでの文学的かつ哲学的なヴェンダースの作品と違って、とても分かりやすいといった印象を受けました。政治的メッセージありで、現実的な路線に走ったのでしょうか。それにしても、現役の映画作家のなかでは、ヴェンダースとラース・フォン・トリアが卓抜していると思います。

それでは、またよろしくです!!
purple in sato
2006年09月02日 10:43
David Gilmour、こちらこそご無沙汰でした。
っと、TB&コメントありがとうございます!!
本作は現実感を取り入れたヴェンダース的な
哲学なのかもしれません?(←かなり適当な
意見ですが、、、)
「ラース・フォン・トリア」。
彼の作品も独特な世界観が素晴らしいっす!
実験的な作品でありながら完成してる。っと
でも言ったらいいんですかねぇ?

「欲望」の記事も拝見しました。
なんともアントニオーニですねぇ、、、
個人的にはサントラが甚くお気に入りだったり
して昔から愛聴しておりますぅ~♪

では、こちらこそまたいらして下さぁ~い☆

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